安養寺の福の神、布袋尊

武蔵野吉祥七福神の5か所目は安養寺です。

 

福の神は、布袋尊

中国の禅僧で9世紀末に実在した人物です

福財の神とされています

 

 

お寺の名前は岸光山吉祥院安養寺といい、

不動明王を本尊とする真言宗豊山派の密教寺院です。

 

1624年に創建され、1659年吉祥寺村の開村とともに移転してきました。

本尊の不動明王は、開村時に提灯測量を行い、最も高い場所に安置され、庵が構えられたと言われています

 

門前に1665年の庚申供養塔があります。舟形で文字だけの塔は初期の庚申塔の特徴です。

 

ここには開基の子とみられる布施弾正をはじめ、30数名の名前が彫られています。

お勝やお花と、江戸時代としては珍しく女性の名前もあります。