今日は、小正月。武蔵野吉祥七福神の話を続けます。
初めは、井の頭弁財天。
インドの水の神サラスヴァティです。
音楽・芸能・学問・五穀豊穣・財宝の神です。
弁天堂のご本尊は伝教大師最澄が789年に制作されたと伝えられています。8本の手をもつ八臂像です。
なお、この弁天堂には七福神の毘沙門天と大黒天もまつられています。
安藤広重が浮世絵に描いた前代の弁天堂は、江戸時代の1636年江戸幕府三代将軍徳川家光の命により再建され、1924年の関東大震災で焼失しました。
西側の七井不動堂には不動尊と歓喜天尊が安置されています。
弁天橋の北岸に親之井稲荷神社の小さな祠がありましたが、2017年に焼失してしまいました。
とても残念ですね。
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